日頃からお世話になっているWordPress、地域ごとに行われるWordPressのお祭りの様なWordCamp! バージョン5以降になってから中々参加できていなかったので久しぶりにセッションデイに参加!
WordCampについてざっくり
- ここ何年か前から有料(パンフが豪華に。抽選やノベルティ等少し遊び心がある)
- 色々な地域で行われている(ボランティアスタッフにより成り立っていると言って過言ではない)
- 主要都市開催の場合、1日目:コントリビューターデイ 2日目:セッションデイ の組み合わせをよく見る
- セッションは同時間に複数の部屋で何種類か行われる。出入り自由
巡ったセッション
ゼロから学ぼう!ブロックエディター(Gutenberg)(10分)
時間の都合で少ししか見れませんでしたが、スライド資料が配布されたら是非確認したいセッションでした。
- ブロック追加のデフォルトは段落
- ブロック追加時「/(スラッシュ)」でブロック名の絞り込みができる
- 使用しないブロックは設定で非表示可能
便利なカスタムフィールドに潜む危険な罠(15分)
カスタムフィールド使用で、検索機能のあるサイトのサーバーが、負荷によるダウンという怖いお話でした。
検索機能のあるサイトのサーバーが負荷によりダウンという怖いお話でした。
- カスタムフィールドは1つの投稿に対して1レコード使用する
- 今回、検索はmeta_queryを使用しているが、負荷がかかる
- 結果、meta_queryを使用せず検索処理はSQL文を使用したことで解決
WordPress as a Service – WordPressを使った新しいプロダクト・サービス開発について考える(45分)
とにかく納得のセッションでした。自分が勉強不足だと感じたり更新運用について改めて考えさせられました。
カスタムフィールド製造業からの脱却 〜ブロックエディター(Gutenberg)をカスタムする方法〜(45分)
一番エンジニアという立場から参考になるセッションでした。
私は最近知ったカスタムフィールド製造業の話題もあがっていました。
- カスタムフィールドデータが格納されるwp_postmetaはテーブルがインデックスされていないため検索に時間がかかる
- カスタムフィールド内も検索対象にしたい場合(ブロックエディタ以前)入力としてはカスタムフィールドを使用するが、データはコンテンツに入れる荒業もあった
- gutenbergとブロックエディタは同じではない
- ブロックエディタで繰り返しの実現はInnerBlockを使用すれば可能になるかも?
デザイン事例で見る WordPress のカスタマイズと ブロックエディター(Gutenberg) で変わる未来(15分)
運用するユーザさんのスキル別による運用比較でした。デザイナーさんだけあってスライドのパーツパーツが見やすくかわいかったです。
WordPressとWooCommerceは日本のEC市場で通用するか ーー各事業者にとっての課題や利用価値、取るべき戦略ーー(15分)
EC業界に明るくない私にとって、ECあるあるおもしろかったです。
- EC業界での基準は楽天である
- ECプラグインの国内使用率高いECプラグインは、WooCommerceやWelcart
巡って感じたこと
▼年齢層が幅広い
若い方も年配の方もお子さん連れもいてお客さんの幅が広く感じました。
WordPressの使用方法も色々と増えてきたためでしょうか。
▼セッションブース以外にスポンサーブースもある
サーバー会社さんやプラグインのPR、コワーキングスペースや制作会社さんなと多様なラインナップ。
それぞれのブースでゲームやノベルティやお菓子などもらえたり、数少ない飲食可能な部屋でコーヒーの振る舞い等、ほっこりスペースになっています。
▼託児所や交流スペースや充電スポット等、考えられた場所構成
赤ちゃんを連れたお母さんも見かけました。ママにも優しいWordCamp。
時間ごとに職種を分担している交流スペースや、充電できたり飲み物を提供している休憩スペース、WordPress関連の色々な本が試し読みできるコーナ等、困った時のヘルプ! や時間が空いてしまっても過ごせるスペースが用意されています。
▼セッションにリアルタイムの字幕表示
地味に驚いたのは、右側の黒いスクリーンに登壇者のお話をリアルタイムで結構忠実に字幕表示されています。
日本語と英語両方表示され、なんと漢字にはルビも表示されていました!
▼スタンプラリーを集めるとルーレット抽選でノベルティもゲット
WordCampに行ってみたい!
そんな方!! 次回は12月頭にWordCamp Osaka 2019 があります!
まだまだブロックエディタに興味のある私が気になるセッションは
- 運用も最大限考慮!コーポレートサイトでブロックエディタフル活用の事例紹介
- ブロックエディタで誰でもカンタンに運用しやすいサイトを作ろう!
- Getting Started JAM Stack Based WordPress
気になる方はぜひ一度参加してみるのはオススメです。
小さな事でも知らなかった知識を得たり、相談できる仲間ができたり、刺激を受けたりと何かは持って帰れるのではないかと思います。